台北101〜息子と私と、時々、ダンナ

どんな国かも全く知らないまま 初めて行った台湾旅行で出会った夫と一年足らずで結婚。その後台湾に移住して出産し絶賛育児奮闘中。育児のこと、台湾あるある、台湾おススメを紹介。

毒母からの精神的自立

こんばんは!のんびりkouです。

 

 

先々月、地元に1ヶ月以上帰省していましたが実家には一度もいきませんでした。祖母の家にずっといたのですが実家と祖母宅は目と鼻の先。歩いて3〜4分の場所にあります。

 

 

しかし、私は母と相性が悪く半年に一回は喧嘩というか母が一方的に怒り狂うということを長いこと繰り返してきたので、今は会いたいとも思いませんし親不孝だなとも自分を責めることもなくなりました。自分の家庭を持った以上、自分自身の精神衛生を優先するのが一番だと思ったからです。

 

 

しかしほんの数年前までは、母の言葉に一喜一憂し母の地雷を踏んでしまわないよう気を使ってビクビクしていました。

 

というのも、私が成人し上京してから母は鬱病を患い入院までするという事があり実家を離れた罪悪感や頻繁に連絡をしてあげなかった後悔、そしていつ自分で命を絶つかもわからないという恐怖から20歳ソコソコの私はあの手この手で母を喜ばせようと必死だったのです。

 

 

しかし結婚の話が持ち上がった頃から母がいわゆる毒母だということに気がついたのです。具体的にあげるとキリがないので省略しますが、とにかくマインドコントロールが溶けた瞬間がありました。

 

しかし、その後もはやり親孝行をしなければ、母を失望させてはいけないという気持ちは消えることなく、台湾に越して長距離にもかかわらず私のストレスは母の言動次第で0にも100にもなるという状態でした。

 

私の母へ対しての感情が全て吹き飛んだのは妊娠中に帰省していた時にいつもの如く声を荒げ感情的に私を罵倒した時でした。

 

いつもなら、傷ついたり泣いたり どうしたら機嫌を直してくれるかを考えるのですが、その瞬間から母へ対して「無」になり 自分の子供を守らなくてはという強い気持ちが芽生えた瞬間でもありました。

 

「無」と言いましても母に対しての尊敬や感謝の気持ちは変わることはありません。

 

ただ、「お母さん」という存在を「一人の人間」として見るようになって、これはおかしい事だから相手にする必要はない。なにも気にする必要はない。と客観的になれたのだと思います。

 

 

そして今、自分が子育てをしていて感じるのは

 

子供は幼少期の時点で

親孝行は完了している

 

という事です。

 

子育ての中で子供にどれだけの喜びと感動と笑顔を貰ったことか。妊娠が分かってから出産という経験を経て、目を開けた、おっぱいを飲んでくれた、笑った、寝返りをした、ハイハイをした、歩いた、喋った、、、なにを着せよう、なにを食べさせよう、危なくないか、痛くないか、そんな悩み事まで実はかけがえのない楽しみなのです。

 

そもそもお母さん、お父さんという唯一無二の存在にして貰えただけで それ以上の親孝行はないのです。子供は既に沢山の幸せを周りに与え親孝行の任務は遠の昔に完了しているのだから、自分の思った通りの道を選ばなくても当たり前のこと。それでもお釣りがくるくらい。

 

そう感じるのです。

 

 

もし両親からの言動で悩んだり傷ついたり辛い思いをしている人がいらっしゃれば私がはっきり申し上げます!!

 

 

あなたの親孝行は遠の昔に完了しているのでどうぞ自分の好きなように楽しく生きてください!!

 

私は自分の子供を持つことによって本当の意味で母から自立することができたのだと思います。

 

 

そして「無」になった今でも母の幸せを願い感謝を忘れることはありません。

 

 

kou

 

 

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